喪中はがきを出しそびれて、年賀状が来た場合の対処方法
喪中はがきは11月中に出すのがマナーです。
というのは、12月になると相手が年賀状を出す時期なので、喪中はがきが来ない人には、当然年賀状を出すからです。
ですので、相手が年賀状を書く・出す前に、喪中はがきを送る必要があります。
でも、ついうっかりしていて喪中はがきを出しそびれた場合や、親類が12月中旬以降に亡くなった場合は、どうすればいいんでしょうか。
その場合、年が明けてから「寒中見舞い」として出すようにしましょう。
寒中見舞いは、お正月の松の内の期間中(1月1日〜1月7日)に出すのがマナーです。
寒中見舞いですが、喪中の意を含めますので、写真や派手なデザインは必要ありません。 文字中心の寒中見舞いで十分です。
文面は、
寒中お見舞い申し上げます
新年の賀状をいただきまして有難うございました
祖父 山田一郎が昨年十二月二十日に八十八歳で永眠いたしましたので
新年のご挨拶を失礼させていただきました
生前中に賜りましたご厚情を深謝いたしますと共に
今後とも変わらぬご交誼の程お願い申し上げます
平成◯◯年 一月
という感じで書きましょう。
喪中はがきをすでに出している人も、送っていない人から年賀状が届く場合があります。
その時は寒中見舞いで対処しましょう。
ですので、喪中はがきを作る時に、一緒に寒中見舞いを何枚か作成しておけば、慌てることが無いです。