年賀状で結婚式の報告をしたかったのに、喪中になってしまった。こんな場合どうする?
結婚式を挙げて、年賀状で写真入りの結婚報告をしたいと思っていたのに、同じ年に親類が亡くなって喪中になった。
そんな時は、喪中はがきを出すべきなのでしょうか?
結論は、年賀状を止めて、喪中はがきにすべきです。
結婚式を挙げたばかりで、友人・知人に結婚報告をしたいのは分かりますが、服喪期間なので年賀状は控えるべきでしょう。
年賀状を出さない代わりに、他の方法で結婚報告をすることをおすすめします。
最近の年賀状は、結婚報告を兼ねて出す人が多いですが、結婚報告はがきを別に出すという方法もあります。
結婚報告としてはがきを出し、11月頃に喪中はがきを出すようにすれば問題ないでしょう。
ただ、喪中の時に華やかな結婚報告はがきを出すのは、気が引ける場合もあるでしょう。
そんな時は、喪中はがきにさりげなく「結婚しました」という文章を入れる方法をおすすめします。
ただ、この場合は本文に「結婚しました」と書くのではなく、差出人のところに小さめの文字でさり気なく入れるようにしましょう。
本文に結婚報告を書くと、喪中はがき本来の目的から外れてしまいます。
文例としては、
喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきます
祖父 山田一郎が八月十二日に八十八歳で永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を深謝申し上げます
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
平成●●年 十一月
※今年6月に結婚しました
〒000−0000
東京都港区三田1−2−3
TEL:03-000-0000
山田 太郎・花子
上記のように、差出人の前のところに「※今年6月に結婚しました」と小さめに書くと、結婚したこともさりげなくアピールできます。
あくまで文章の主は年賀欠礼の挨拶文にして、結婚しましたという文字は小さく、控えめに書くようにしましょう。