喪中の時に暑中見舞いを送るのは控えるべき?
親類が亡くなって喪中になっているんだけど、友人から暑中見舞いが届いた。
お返しに自分も暑中見舞いを送りたいんだけど、喪中なので控えるべきなのか?
こんな悩み、経験したことありませんか?
喪中であっても、暑中見舞いはOK
結論から言うと、喪中の時に暑中見舞いを出しても、何も問題ありません。
暑中見舞いは、普通に時候の挨拶をするものですから、年賀状のように「新年を寿ぐ」ものではありません。
祝い事でもないので、大丈夫です。
これは、寒中見舞いも同様で、時候の挨拶は喪中とは関係ありません。
そもそも、喪中の目的は祝い事を控えることです。
ただ気をつけるべきなのが、「暑中見舞いの時についでに喪中だということを知らせる」ということです。
また、暑中見舞いに「今年は喪中なので、年賀状を出しません」という内容のことも、書かないようにしましょう。
暑中見舞いを出しても、改めて11月頃に喪中はがきを出すようにしましょう。
相手が喪中と知っている時は、ちょっと要注意。
相手が、あなたのことを喪中と知っている場合はどうでしょうか?
この時、あまり派手で明るい暑中見舞いを出すと、もしかして良い印象を持たれないかもしれません。
「あの人、喪中なのにこんな派手な暑中見舞いを送ってきたよ・・・」
と、下手をすると人間性まで疑われることにも。
相手の受け取る心象を考えると、相手が喪中だと知っている時は、暑中見舞いも控える方が無難な場合もあります。
これは、相手によりけりなんですが、「どうしても暑中見舞いを送らないと」という以外は、控えるという選択肢もあります。
まとめ
ここまで書いてきましたが、
「暑中見舞いを出しても構わない」
「でも、相手の受け取る心象を考えると、暑中見舞いは控えたほうが無難」
と、どっちつかずの答えになってしまいました。
言いたいことは、暑中見舞いは時候の挨拶なので、喪中の時は出したらダメという決まりは無いということです。
出すか出さないかは、ご本人の考え方次第です。
ただ、相手の受け取る印象を考えると、相手によっては暑中見舞いを出すことでマイナスイメージになることもあるので、その点だけは気をつけましょう。