喪中はがきの宛名面は、薄墨印刷のほうがいいの?
喪中はがきの宛名面は、薄墨印刷のほうがいいの?
喪中はがきの印刷で気になるのが、文字の色です。
挨拶状の文字の色は、一般的に黒色と相場が決まっていますが、喪中はがきの場合は「黒色」と「薄墨(グレー)」の2種類があります。
喪中はがきは、喪に服している時に出すものなので、控えめな薄墨にしたほうが良いという判断で、薄墨を選ぶ人もいます。
ただ、喪中なので絶対に薄墨にすべき!というものではなく、あくまで出される人の好みによります。
挨拶文が黒色だからといって、失礼に当たるわけじゃないので、ご安心を。
文字が黒色と薄墨の、それぞれ特徴を述べると・・・
・黒色
文字がはっきり読めるので、先方が高齢の方でも読みやすい
喪中である事が、相手にはっきりと伝わる
・薄墨(グレー)
控えめな印象。喪中らしさを感じさせる。
反面、文字は黒色に比べて読みにくいので、高齢の方には厳しいかも
ということです。
挨拶文の文字色は、個人の考え方ですので、どちらでも問題ありません。
さて、ここからが本題。
宛名面は薄墨が良いのか、黒色が良いのか。
宛名面は、黒色の方が良いでしょう。
挨拶文は、自分や故人のことを書いたものなので、控えめに薄墨でも良いですが、宛名面は、先様の住所・名前を印刷するわけですから、薄墨にすると受け取った人が何となく嫌な思いをすることも考えられます。
先様は喪中ではないので、宛名面の文字色は黒色にするのが普通です。
また、郵便局の配達員も、黒色のほうがはっきりと見やすいので、黒色の方が親切です。
宛名面は黒色、
挨拶文は黒色でも薄墨でも、どちらでもOKです。