友人から喪中はがきが届いた。こちらも喪中の場合は、喪中はがきを送るべき?
「今年は喪中だから、喪中はがきを出さないと」
と思っているうちに、年賀状のやり取りをしている友人から喪中はがきが届いた場合は、どうするべきなのでしょうか?
ついやってしまう過ちは、「友達も喪中だから、こちらからあえて喪中はがきを送らなくていいだろう」と思って、喪中はがきを出さないことです。
喪中はがきとは本来、「服喪期間のために、年始のご挨拶を遠慮します」ということを伝えるための挨拶状です。
ということは、相手が喪中であろうが関係なく、年賀状を送っている相手に、喪中はがきを出すべきなのです。
お互いに喪中ということを知っている場合も多いかと思いますが、それでも礼儀として喪中はがきは出すほうが良いです。
親類同士の場合は、お互いに喪中ということが分かっているので、暗黙の了解でお互いに喪中はがきを出さない場合があります。
この時も、葬儀の時や四十九日の法要の時に、お互いに確認しておけば良いでしょう。
また、親と同居している場合は、まとめて一緒に喪中はがきを出すのではなく、それぞれに年賀状のやりとりをしている時は、親と自分の喪中はがきを分けて、別々に出したほうが良いでしょう。
喪中はがきは「必ず出さないといけない」というものではありませんが、出さないと相手から年賀状が届きますので、失礼に当たります。
年賀状のやり取りをしている人には、礼儀として喪中はがきを送った方が、良いでしょう。