喪中はがきを夫婦一緒に送る場合、差出人はどうなるの?
喪中はがきは夫婦連名で送ることが多いですが、差出人をどうするかで迷う方がいます。
例えば、妻の父親が亡くなった場合は、妻の名前だけで出すのか、妻の名前を先に出すのか等々。
基本的に、夫婦連名で出す場合は、差出人の主は夫になります。
山田 太郎
花子
というふうに、夫を先に書きます。
お子様が小さいうちは、子供の名前も連名で書いても問題ありません。
その上で、花子さんの父親が亡くなった場合、挨拶文は夫から見た続柄を書きます。
例えば、花子さんの父親の「鈴木一郎」さんが亡くなった場合は、
義父 鈴木一郎が◯月◯日◯◯歳で逝去いたしました
という風に書きます。
花子さんにとっても、太郎さんにとっても、亡くなった一郎さんは1親等なので、違いはありません。
同じ「親」なので、夫を先に書いても問題ありません。
義父や義母の場合、分かりやすくするために姓も書くほうが良いでしょう。
ただ最近では、夫婦別々に喪中はがきを出す人も増えています。
これは、年賀状のやり取りをしている人がそれぞれあるので、連名で出すとややこしいというケースです。
特に、職場関係の方に出す場合は、夫の名前が先に来ると、もらった人が分かりにくいという理由もあります。
上記の例でいくと、別々に出す場合は、妻の喪中はがきには「父」、夫の喪中はがきには「義父」とそれぞれ、差出人から見た続柄を書くようにしましょう。