喪中はがきにプリクラ写真を貼るのは非常識?
毎年年賀状で子供の成長を報告するために、プリクラの写真を貼ったり、写真を印刷している人も多いかと思います。
ところが今年は喪中になった。
喪中はがきを出さなければいけないんだけど、毎年子供の写真を喜んでくれている人もいるので、喪中はがきにも子供のプリクラ写真を貼りたいという場合は、非常識なのでしょうか?
結論から言いますと、喪中はがきにプリクラ写真を貼るのは止めておきましょう。
喪中はがきというのは、
「親類が亡くなって悲しみにくれているので、新年の祝い事などをとてもする気にならない。
そのため、おめでたい年始のご挨拶を控えさせていただきます」
ということを伝えるための、年賀欠礼の挨拶状です。
そんな悲しみにくれた挨拶状に、楽しげな子供のプリクラ写真を貼るのは、不自然ですよね。
受け取った人で、喪中はがきの意味を知っている人からみれば、「非常識」と写ってしまいます。
子供のプリクラ写真を貼って、成長の報告をするのは楽しみではあると思いますが、喪中の時はグッとこらえましょう。
喪中はがきの内容は、喪中であることと年始の挨拶を失礼させていただくことだけを簡潔に書くのが望ましいです。
例えば、
喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきます
父◯◯が◯月◯日に◯◯歳で逝去いたしました
ここに本年中のご厚情を厚く御礼申し上げます
明年も倍旧のご交誼をお願い申し上げます
といった感じです。
奇をてらう必要はありません。ありきたりな文面のほうが逆に良いのです。 写真だけじゃなく、近況報告の文章も控えるようにしましょう。